117に口座を売ると逮捕されます
銀行口座の買取業者117は危険な闇金グループです。口座を売却した多重債務者に逮捕者が何人も出ているのでもう知っている人も多いはずですが、たとえばどんなに借金で首が回らなくなっていたとしても、自身の金融機関口座を第三者へ売り渡すと、売却した側も警察当局に逮捕されることになります。これまで使っていた口座を売却したのであれば「犯収法(犯罪収益の移転防止に関する法律)」違反、売るためにわざわざ口座を作ってそれを売却したなら銀行に対する詐欺罪となり、いずれにせよ逮捕されています。
報道されてないだけで逮捕は日常的な出来事
口座を売却すると犯罪者になって前科までつき、しかも逮捕されてしばらくは社会から退場せざるを得なくなるわけで、何も良いことがありません。売ってもバレないと勘違いされている方もいるようですが、簡単にバレています。銀行勤めしていた人間からすると、なぜバレないと思っているのか不思議でもあります。
銀行内では、警察や税務署などからの要請で口座を凍結したり口座の入払い明細を開示したりという手続きは、日常的に行われています。特にこの数年は、反社会的組織に対する取締りが非常に厳しくなる一方なので、どんどん凍結させて、どんどん情報開示しています。日本国内で営業する金融機関は、疑わしい取引は速やかに金融庁に届け出をする義務があるので、片っ端から届け出ています。届け出がおろそかになると「なぜこんな怪しい動きの口座をすぐに見つけられなかったんだ」となって今度は金融機関のほうが金融庁から処分を受けてしまうので、「口座凍結されるとこの人はこれからの人生が大変だろうな」などと考える間もなく、事務的にすべて届け出ています。
「買取業者が安心・安全と謳っているからバレないだろう」などと勘違いされている方に是非覚えておいて欲しいのですが、預金口座を買い取った業者からすると、それらの口座はすべてオレオレ詐欺やソフト闇金などの違法ビジネスで利用するためのただの「使い捨て口座」に過ぎません。怪しい入出金が繰り返されることは間違いなしで、凍結や逮捕までまっしぐらに進んで行く運命の口座なのです。口座買取業者は一体、何のために口座を買い取っているのか。少し落ち着いて考えればすぐおわかりかと思います。
そこまでリスクを取って口座を売却するよりは、まだどこか審査に通りやすく借りられる消費者金融なり街金を探したほうが良いはずです。ちなみに、みずほ銀行のカードローンは総量規制の対象外ということで、めちゃくちゃ審査が甘くて金融庁に睨まれることになりましたが、あれを上手くつかみ取ることができた人は、幸せだったかもしれません。
売却していない他の口座も凍結される
この117は買い取り強化中と称して、ゆうちょ銀行にイオン銀行、三菱UFJ銀行その他、地方銀行や信金・信組を記載していますが、たとえばあなたがもしみずほ銀行の口座を売却したとすると、どうなると思いますか?
みずほ銀行以外の金融機関で開設している口座もすべて凍結されることになります。警察当局から見れば、違法組織に口座を売却したあなたは、金融犯罪に手を染めた違法組織の立派な一員です。日本国内ではあなたの名義そのものがブラックリスト名義人となるので、どの金融機関であれあなた名義の口座はすべて凍結されて使えなくなります。運が良ければ5年から7年で凍結解除されるでしょう。運が良ければですが。
口座売買に手を出しても人生を台無しにするだけです。メールアドレス「sales@kouzakaitori-1.com」には絶対に連絡を取らないようにしてください。
すでに117に連絡を取ってしまった場合
すでに個人情報を送信してしまった方、あるいは銀行口座を売り渡してしまったという方は、すぐに違法金融の専門家に無料相談してください。このまま放っておくと非常に危険で厄介なことになります。
違法業者への対応を得意とする司法書士や弁護士は日本に何人か存在していますが、私の知る限りにおいて、現時点でもっともこの違法業者の問題に強いのは、
エストリーガルオフィスとなります。この弁護士事務所は名ばかりの闇金対応ではなく、現実に毎月大量のヤミ金対応をこなしている、まさにヤミ金のエキスパートです。
私の学生時代の同級生や先輩後輩には弁護士や司法書士になっている人間は少なくありませんが、誰もがヤミ金対応を得意としているわけではありません。皆それぞれに得手不得手がありますので、たとえ花形の企業内弁護士とはいえども、すべての分野に通じているわけではありません。
わざわざ八百屋に行ってサンマを買おうとしても意味がないように、交通事故専門の法律家に畑違いの闇金問題を依頼しても互いに時間の無駄となってしまいます。餅は餅屋、闇金対応は闇金の専門家に依頼するのが最善です。
なぜ相談したほうが良いのか
たとえば、現時点ではまだ117に申し込んだだけで何もやり取りしてないから大丈夫だと早合点されるかもしれませんが、この業者は口座売買に関するリスクもわからずに申し込んでくるような切羽詰まったカモの情報をいつまでも手放しません。売却をキャンセルしようとするとお約束のようにキャンセル料を請求してきます。そしてキャンセル料の支払いを断ると、周囲を巻き込む嫌がらせが容赦なく始まります。
また、半年以上も経った頃にいきなり周囲を巻き込む嫌がらせが始まる事例まで報告されていますので、つまりは油断できないのです。
たとえ今はまだ117の被害に遭っていなくとも、個人情報を知られてしまったのならもう遅かれ早かれの問題と言えます。早めに無料相談しておくに越したことはありません。もちろん、もう被害に遭っているならなおさらのことです。
違法金融に毎日対応しているこのエストリーガルオフィスのように、ヤミ金に精通した専門家から無料で的確なアドバイスをもらえる機会というのは、実はほとんどありません。無料相談をすると、現時点で取るべきベストな対処法をアドバイスしてくれます。当然、迷惑な嫌がらせ電話くらいなら即日ストップしてくれます。
あなたの人生を狂わせている闇金問題は、実はエキスパートから見ると実に簡単に解決可能な問題だったりします。お気軽に無料で相談できるので、手遅れにならないよう、お早めの相談をお薦めいたします。
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