地方ならではの金融広告

青森県に遊びに行った際、田んぼのすぐ脇にそびえ立つ大きな看板に目を奪われました。

「融資 クボカン 45-8475」

物凄くシンプルな広告です。

即日融資が可能か否か、あるいは無利息期間があるのか否か、はたまた金利はいくらなのか、そんなことは一つも匂わさず、

融資、クボカン、電話番号！

全国区の貸金業者や銀行カードローンでは決してマネできない広告でしょう。

クボカンの店舗

八戸観光をさんざ楽しんだあと、さらに八食センターでお腹を膨らませ、お土産に「なかよし」や「いちご煮」や「みしまサイダー」を買って八戸を移動していると、ふと目に飛び込んできたのが、

まさかの実店舗でした。

田んぼの横にそびえ立つ広告のインパクトが印象強く残っていたので、すぐにあのクボカンだとわかりました。

それにしても、八戸に目立つ広告を出していたので八戸市内に店舗があるのも当然といえば当然なのですが、こんなところにあったのかという感じに溶け込んでいました。

そして、クボカンは言うまでもなく正規の消費者金融会社で、金融庁にもちゃんと次のデータがあります。

この建物には居酒屋やカラオケ、スナックらしき店舗も入っていますが、看板の電話番号とテナント募集の連絡先番号が同じなので、自社ビルということなのでしょう。

完全に見た目だけで判断していますが、歴史もありそうです。

看板に市外局番を出してないことから、地元の方だけを対象としているのは間違いありません。

何となく風情が感じられた

クボカンでした。