【みずほ銀行カードローンは総量規制対象外!】口コミ評判

  1. カードローン


 クレジットカードの話題がすっかりどこかへ行ってしまいましたが、今回は久しぶりに銀行カードローンを題材にします。前回は三菱東京UFJ銀行のバンクイックを扱ったので、今回は青色メガバンク、みずほ銀行です。福士蒼汰でお馴染みのカードローンですが、最大限度額は1,000万円で、金利は年3.0%~7.0%、年3.5%~14.0%の2種類が用意されており、金利や限度額以外の基本的なところはほぼ統一されています。

みずほ銀行カードローンは専業主婦もOK

 メールオーダーの用紙にも明記されてありますが、
 みずほ銀行カードローンは本人にまったく収入がなくとも融資を受けられます。専業主婦であれ、専業主夫であれ、配偶者に安定収入があればお借り入れOKとなります。借入上限は30万円となりますが、専業主婦のニーズであることを考慮すれば、30万円ならたいていの生活費はまかなえることでしょう。

みずほ銀行カードローンは200万円まで所得証明書(収入証明書)不要!

 同じくメールオーダーに説明がありますが、みずほ銀行カードローンであればご希望の利用限度額が200万円以下の場合は源泉徴収票や課税証明書、納税証明書などの所得証明書を提出せずにお金を借りることができます。

 カードローンに限ったことではないですが、提出書類が多いと用意するだけでも手間や時間がかかって面倒です。本当に面倒です。200万円までなら煩わしい提出書類が免除されるというのは大変なメリットでしょう。できれば意味も無く多めの枠を獲ろうなどとせず、200万円以下を希望したほうが良いことでしょう。限度額が低ければ低いほど審査も通りやすいですしね

みずほ銀行カードローンは年収の半分までお借り入れ可能!

 年収の3分の1までしかお金を借りることができない総量規制についてはもうお馴染みとなっていますが、この総量規制はあくまで貸金業者を規制する貸金業法によって定められています。

 銀行を規制するのは貸金業法ではなく銀行法であり、銀行法には総量規制の定めなどないので、年収の3分の1以上でもお借り入れ可能です。みずほ銀行に限らず、三井住友銀行でも三菱東京UFJ銀行でも、はたまた千葉銀行や横浜銀行などの地方銀行でも、総量規制の対象外となります。

 最近は銀行カードローンの過剰融資が問題とされており、全銀協や金融庁が調査をした結果、みずほ銀行の場合は総量規制を大きく超える年収の2分の1を融資上限額の目安に設定していたことが判明しました。総量規制が関係ない銀行ですから、みずほ銀行に限らずこれくらいは銀行カードローンの常識ラインとも言えますが。

 ちなみに、無職の人間に対して収入証明書を確認することもなく審査を通していきなり500万円も融資したネット専業銀行のカードローンもありますが、これはまた別の記事で扱います。

保証会社は例のオリエントコーポレーション(オリコ)

 みずほ銀行カードローンの保証会社はオリコオリエントコーポレーション)です。みずほグループとは切っても切れない「例の」企業です。オリコの社長や会長ポストは第一勧銀出身者の天下りポストとして固定されていましたし、いわゆる失われた十年ではみずほグループの足を引っ張り続けたと言っても良いくらいの存在です。

 ただ一方で、消費者金融と提携したくないみずほグループの保証業務を請け負う貴重な存在でもありますので、みずほグループとしても無下には出来ない、そんなオリコです。

 ちなみに、みずほ銀行カードローンでお借り入れした場合、返済先の口座は

みずほ銀行 第●集中支店 普通 1234567
 カ)オリエントコーポレーション

という具合に、オリコの口座に返済することになります。

みずほ銀行カードローンはこんなときに在籍確認がない

 みずほ銀行カードローンの在籍確認については、建前上は銀行名を出さずに個人名で本人不在でもOKという在籍確認がおこなわれ、申込み者の事情によっては「保険の営業風電話でお願いします」という要望も聞き入れられるということになってはいますが、実際には在籍確認がなされないこともあります

 上述の通り、審査はオリコが代行しているので、申込み者がオリコ系のクレジットカードを持っていて、その時の申込み情報と矛盾がなければ在籍確認はなされないこともあります

ATMインビローンのさきがけと増枠体制

 最近だとごく当たり前になった「ATMインビローン」ですが、私の記憶にある限りでは、みずほ銀行がその先駆けだったかと思います。2002年の最初のシステム障害をやらかした年だったかその翌年だったか忘れましたが、ともかくそのシステム障害の記憶がまだ覚めやらぬ頃、ATM操作後に「あなたお金借りれますよ、借りてみません?」みたいなメッセージが出て、「システム障害の賠償で切羽詰まってこんな小さなところでかき集めないといけなくなったのか」などと不逞な印象を抱いたものです。

 そういう独自のノウハウがあってのことか、みずほ銀行カードローンは積極的な増額を提案してきます。もっとも、この増額・増枠もオリコがやっていることですが。

さいごに

 何となく良いことばかりあふれるように思えるかもしれませんが、最大のネックは即日融資がほぼ不可能なことです。書類のやり取りがどこかのんびりしているので、急な出費でお金が入り用!という方よりは、複数ある借金を一本化するおまとめローンとして使いたいという方向けです。お急ぎなのにこのカードローンへ申し込むのはちょっとお門違いなイメージすらあるのでご注意ください。

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