何の変わり映えもない闇金融
まったくもっていつものワン切りヤミ金「金融情報センター」です。これまでのワン切り闇金である「お金情報センター」が名前を「金融情報センター」に変えただけとなっており、今回の電話番号は「05053062961(050-5306-2961)」となります。平日だろうがゴールデンウィーク中だろうがおかまいなしに着信を残していき、最近はワンコール以上ツーコール未満という、取るに取れない微妙な着信を入れて切っていきます。次から次へと電話番号だけを変えていた詐欺グループでしたが、今回は名前も変えてきました。しかしながら、実態はまったく変わっていません。着信履歴を残してコールバックさせ、そこからの自動音声で多重債務者を釣り上げるという仕組みです。まともな判断ができないほど借金で切羽詰まった人たちをひたすら探し続けています。何一つ金融情報を提供していないのに「金融情報センター」です。今どきこんなあからさまに違法な業者に引っかかってはいけません。そもそも、少々の他社借入があってもまだまだ借りられるまともな登録貸金業者なんてたくさんありますよ。
これまで同様に敢えて05053062961へかけ直してみると、「お電話ありがとうございます。お金の悩みを必ず解決、金融情報センターです」というこれまで通りの自動応答アナウンスが流れますが、このアナウンスの段階で電話を切ることなく、お金がご入り用という意思表示をしてプッシュボタンで選択すると、すぐに電話を切ってもヤミ金業者からの電話攻撃が開始されます。この程度の詐欺ワン切り電話にうまいこと引っかかってくれるような、冷静な状況判断ができない絵に描いたようなカモとみなされるからです。
意思表示をしてしまうと、たとえ途中で切っても「お電話番号から審査をさせていただいた結果、ほんの少し実績が足りない状況でした。しかし、何か担保的なものをお預かりさせていただければ、即日融資も可能となっています」などと銀行の通帳やキャッシュカードに暗証番号類をまとめて騙し取りたがります。言うまでもないですが、口座を本人以外の第三者に渡してしまうとたとえ多重債務者であろうが逮捕されてしまいます。以前から保有していた口座を売却等で渡したなら犯収法違反、売却目的で新規開設した口座であれば銀行に対する詐欺罪となり、逮捕されます。
また、キャッシュカードや暗証番号を送るなど怖くてできませんと断り続けていると、次は「携帯電話を分割契約で購入することによって、CIC内の信用情報を回復させることができます」などとやはり新型iPhoneやiPadばかり分割契約で購入させて奪い取ろうともしてきます。
これらはどちらも「道具屋」と呼ばれる特殊詐欺業者となります。違法金融グループの定番手法となっており、これらの詐欺で騙し取られた通帳や携帯電話がそのまま、オレオレ詐欺や振り込め詐欺、そしてお年寄り以外が電話に出ると「間違えました」とガチャ切りするアポ電グループに使われることになります。危険ですので、絶対に相手をしないでください。重ねてになりますが、今のご時世、少々のお借入があったとしても、普通に審査に通ってまともにお金が借りられる融資業者はいっぱいあります。
05053062961へかけ直してはいけません
050-5306-2961からの着信を確認した場合、絶対にかけ直してはいけません。自動音声の案内だけを聞くと、あたかも無審査で絶対にお金が手に入るかのように思えるかもしれません。しかし、これはただ借金で首が回らなくなって正常な判断ができなくなっているような、格好のカモを探しているだけですので。
この金融情報センターはこれだけ大規模な無差別ワン切りをしている時点で、反社会的な組織であることを自ら公言しているも同然ですが、この闇金グループはそもそもお金を用立てるなどしておらず、単に振り込め詐欺やオレオレ詐欺など特殊詐欺用に使える口座やトバシの携帯電話を奪い取ることだけが目的の組織です。
本当にお金がご入り用であるなら
まさかとは思いますが、「胡散臭さしかない自動音声だけど、審査は無さそうだしなんかすぐお金が手元に入りそうだから」などとお考えであるなら、本当にやめてください。トラブルにしかならないとわかり切っている違法業者のほうばかり向くなど、人生を無駄遣いするだけです。それならまだ中小零細の街金融やサラ金で、自動審査などないところ、とくに対面や電話のところを片っ端からお願いしたほうが良い結果に結びつきます。そちらのほうが借りられる可能性があふれています。
身に覚えのないワン切り着信は徹底的に無視
ということで、05053062961は自動音声の「お金情報センター」が「金融情報センター」になっただけでいつも通りの違法丸出し組織であり、お金を手にすること自体が不可能な詐欺組織なので、決して餌食にならないようにお気をつけください。
もし05053062961へコールバックしてしまった場合
上述しましたが、冗談や興味本位で05053062961へかけ直した程度ではほとんど何も心配はいりません。しかし、そこから先のもう一歩、アナウンスに従ってお金が必要であるという選択肢を自らの意思でしっかり選んでプッシュ選択してしまった方については、注意が必要となります。
たとえその操作途中で電話を切っても、意思表示は詐欺グループにしっかりと伝わっています。すでにもうヤミ金側から繰り返しコールバックがあったでしょうし、今はなくとも近いうちに必ず電話攻撃を受けることでしょう。あるいは、すでに金融情報センターから何らかの被害に遭っている方もいらっしゃるかもしれません。その場合、すぐにこのヤミ金や詐欺業者に強い専門家に無料相談してください。このまま放っておくのは危険な状況です。
違法金融への対応を得意とする司法書士や弁護士は日本にいくつか存在していますが、私の知る限り、現時点でこのワン切り金融情報センターへの対応にもっとも強いエキスパートといえば
ウイズユー司法書士事務所となります。この法律事務所は名ばかりの闇金対応ではなく、実際に毎月大量のヤミ金融事案をこなしているまさに違法金融対応のエキスパートです。
私の大学時代の同級生や先輩後輩諸氏には、弁護士や司法書士になっている人間は何人もいます。しかし、皆が皆、この金融情報センターのような違法組織への対応を得意としているわけではありません。むしろ、まともに会話ができない輩を苦手とし敬遠している人間も少なからずいます。それぞれに得意としている分野がありますので、たとえ花形の企業内弁護士とはいえども、すべての社会問題に積極的に取り組み精通しているわけではありません。
魚屋さんに足を運んで「新鮮なアスパラガスはありませんか?」などと言ってもお門違いのように、離婚や交通事故対応を専門にしている法律家に、ヤミ金や詐欺問題をお願いしたところで、何の解決にもならないどころか時間の無駄そのもので終わることもあります。やはり餅は餅屋、闇金問題は闇金の専門家に依頼するに限ります。
この事務所はソフト闇金や闇金、各種詐欺業者への厳しい対応に定評があり、しかも、
女性専用の無料相談窓口まで設置してくれています。当然ですが、女性の方からの支持もとても厚いです。
万が一もう金融報センターとトラブルになっている方は、早めのご相談をお薦めいたします。
この記事へのコメントはありません。