中国の用銭宝(Yongqianbao)というフィンテック系スタートアップ企業が人工知能をフル活用した個人向けのAI融資を拡大するそうです。
用銭宝は2013年に消費者金融で起業していて、当初は30日間で審査に通れば30分で融資という小口融資のこぢんまりした企業でしたが、今では6300万ドルも調達できるほどの巨人になりつつあります。もっとも、当初の小口融資はAI融資といえども内容をよくよく読むと一般的なスコアリング融資に毛が生えた程度かなとは推測されます。
今後は不在着信の多さ、それに対するコールバックの迅速さや頻度までが債務返済能力と関連づけられるようで、もうとにかくありとあらゆるビッグデータを駆使するにはAIしかないという感じです。
確かにスコアリングの精度を究極まで高めていけば、AI審査ってのが一つの到達点かなとは思いますね。今後も定点観測しておきたいニュースなので記録がてら記事にしてみました。
この記事へのコメントはありません。