迷惑電話の名簿はすべて学士会会員氏名録
先月末、09055178717という電話番号から投資マンションの勧誘がありました。会社名はBRI(ビーアールアイ)とのことで、よくある迷惑電話の類です。
このような迷惑電話は月に数回程度のペースでやってきており、昔であれば「興味ありません」とガチャ切りしていたのですが、たしか4、5年ほど前からはどこで当方の番号を知ったかを必ず聞くようにしています。
訪問販売・電話勧誘に対する規制が厳しくなった影響で、どこで番号を知ったかを問われて口を閉ざす業者は今のところ一切ありません。ただ、今回のBRIという会社もそれ以前も、すべて学士会名簿という点が気になるところです。
ふり返ってみれば、学士会名簿(会員氏名録)への掲載を許可するようになって以降、本当に毎月必ず何かしらの勧誘電話がかかってきます。今回のような投資マンションの勧誘は2010年頃からの定番中の定番ですが、変わり種としては「骨董品を買い取らせてください」電話などがあります。この骨董品電話はいつも同じ女性からです。
名簿更新の時期
どうして学士会名簿を話題にしたかと言いますと、
何となくです。
学士会名簿は項目ごとに掲載/非掲載を選択可能でして、
・住所
・電話番号/FAX番号
・勤務先
・メールアドレス
を自由に伏せることができます。
現在の私の掲載状況は
このような具合です。
不思議なことに、ここで掲載しているメールアドレスに対しては、迷惑メールがやってきません。ここで掲載しているFAX番号に対しても、迷惑FAXはやってきません。
まったく別で使っているメールアドレスに対しては、このブログを立ち上げるきっかけになるほどの迷惑メールがやってきますし、同じく名簿とは別のFAX番号に対しては、ヤミ金の事業者ローンFAXが月に10件程度送られ続けています。
今あらためて不思議なもんだと考えていましたが、名簿には政治家や閣僚の他、いわゆる「当局」関係者の情報も普通に掲載されているので、そんなところへ無造作に迷惑メールやFAXを送りつけても自滅するのは目に見えているからかもしれません。
そう考えると、骨董品を買い取らせて欲しいだの投資マンションにご興味はだの、名簿の中でも明らかな地雷を避けてかけてきているのでしょうか。仮にそうであるなら、勤務先を伏せている程度では地雷に思われないということになります、うーむ。
さいごに
学士会名簿については迷惑でないウェルカムな電話もときおりやってくるので、この手の問題は本当に悩ましいところです。ワンパターンでない面白い迷惑電話でもかかってくるなら電話番号は引き続き掲載するのですが、実にワンパターンな勧誘ばかりで面白くありません。と、本末転倒なことを考えつつ、期限の7月31日までぼちぼち思案を続けることにします。
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