危険なワン切り詐欺ヤミ金
ワン切りしてくる電話番号「0368515714(03-6851-5714)」はいつもの詐欺ヤミ金「お金情報センター」ですが、しれっと電話番号を「050」から「03」に変更していたものの、勘のおかげでやってやりました、ツーコールかスリーコールで切られる前に取ってやりました。日本中で同じように取ってやって課金させてやった方々がいることを願うばかりです。
そして、この業者はかけ直してくるカモに色んな詐欺を仕掛けている危険業者でもありますので、絶対にかけ直さないように気をつけてください。
詐欺にいたる流れはこれまでと変わりません。まずは無差別に大規模なワン切りからツー切り攻撃をして幅広く着信履歴を残し、そこからコールバックをさせて自動アナウンスで多重債務者を選別しています。借金で追い詰められて正常な判断ができないカモを釣り上げるわけです
自動アナウンス内では「融資を断られた方」「自己破産・債務整理をしている方」「年齢的に融資を受けるのが難しい方」「今現在休職中の方」などと強調しているように、通常であれば融資を受けるのが困難な生活困窮者の多重債務者ばかりを狙ってきています。
今どき深夜2時や3時にこれだけ大規模なワン切りをしている時点で、「私たちは反社会的勢力です」と宣言しているも同然ですが、次々に電話番号を使い捨ててさらに050から03へ変え、「まだやってるのか」というくらいこれだけ長く反社会的行為を続けられているということは、それだけ金ヅルとなる被害者が後を絶たないのでしょう。
ぜひ忘れないでいただきたいのですが、今どき1社や2社の消費者金融で融資を断られてしまったからといって、もう駄目だとあきらめてしまうのはもったいないことです。まだまだ借りられる正規の登録貸金業者はたくさんあります。たとえ年齢が高いからといっても、年金受給者でも借りられる貸金業者もあります。大切なことは、とにかくこのような詐欺業者には手を出さないことです。正規の融資業者だけを頼るようにしてください。
0368515714へかけ直してみた結果
いつも通り、「0368515714(03-6851-5714)」へとコールバックしましたが、これまでと一言一句変わらぬアナウンスが流れます。かけてくる電話番号が「050
から「03」へ変わっているだけです。アナウンスの最初から最後まで何一つ変わりません。
「お電話ありがとうございます。お金の悩みを必ず解決、お金情報センターです」から始まり、「お客様にとって一番良い解決方法をお知りになりたい方はプッシュボタンの2を押してください」と終話するまで、何一つ変わりません。最近はこの手の迷惑電話は迷惑電話アプリですぐに詐欺業者登録されて自動的に着信拒否されるので、電話番号だけを次々に変えている涙ぐましい業者なのです。
そして、このメッセージを聞いて2番の「お金が必要」の選択をすると、オペレーターに繋がります。オペレーターは男性だったり女性だったりその都度変わりますが、とにかく通話品質が悪くて聴き取りづらいので、転送電話であることがすぐにわかります。
オペレーターはまず会員登録を勧めてきます。個人情報を根掘り葉掘り聞いてきて、その「会員登録」とやらが完了します。この「会員登録」というのは要するに、自ら「私をカモリストに載せてください、私はこれからもあらゆる詐欺の被害に遭い続けて生きていきたい金ヅルです」と申し出ることです。この会員登録によって提案される金策というのがまた絵に描いたような融資保証金詐欺や特殊詐欺となります。
銀行のキャッシュカードや通帳、つまりは口座を暗証番号ごと騙し取られる「特殊詐欺」、携帯電話やタブレット端末を一気に何台も分割契約させられて騙し取られる「携帯電話買取詐欺(白ロム詐欺)」、審査に通過したと言いつつ「着手金」「手付け金」などと何らかの名目で先払いさせて結局はトンズラされる「融資保証金詐欺」、口座レンタルアルバイトという名目で口座を買い取ろうとする「口座売買」など、すべてがトラブルにしかなりません。
特に、「口座レンタルアルバイト」という名の口座売買には絶対に手を出さないようにしてください。たとえ社会的に弱者とされる多重債務者であっても、逮捕されています。売却であれ譲渡であれ、自分の銀行口座を勝手に第三者に渡してしまうと、逮捕されます。いちいち報道されていないだけで、逮捕されています。以前から保有している口座を売却したなら犯収法違反、売却目的で口座を新しく開設したなら銀行に対する詐欺罪となり、逮捕されます。口座売買は警察や金融機関を完全に敵に回す行為です。一般的に考えられているよりはるかに重罪となりますので、絶対に手を出さないように気をつけてください。
まともな融資業者から現金調達しましょう
現在、消費者金融を利用している日本人は1,100万人もいます。成人の9人に1人は利用している計算です。この1000万人以上の人たちの誰もが皆一社目の審査に通ってお金を借りられているわけではありません。2社目で審査に通った方もいれば、3社目でようやく審査に通った方だっています。今どき1回や2回くらい審査に落ちていようが、少々の延滞や事故歴があろうが、正規の登録貸金業者で借りられているのです。
「午前2時にワン切りしていく怪しい業者だけど、まあいいか、令和元年無利息キャンペーンもあるようだし申し込むだけ申し込んでみよう」などと思考停止すると、お金も手に入らないのにで詐欺トラブルのターゲットにされるだけで、何一つ良いことがありません。まさに人生の無駄遣いです。とにかく正規の登録貸金業者で借りるようにしてください、借りられるところなんてまだまだたくさんあります。
0368515714へコールバックしないように
このお金情報センター対策としては、何よりも電話をかけ直さないことです。着信があったこと自体を気にする必要はありません。どこからも情報は漏れていませんので。
「そういえば先日、あそこのハウスメーカーで個人情報を記入したばっかりだわ、あそこから流出したのかしら!」などと早とちりしてはいけません。このワン切り詐欺業者の大規模架電は、無差別かつ機械的に行われています。会社から支給されている法人契約の携帯電話にもかかってきていますし、子供に持たせているキッズケータイにまで着信が残されています。これは間違いなく、無差別で機械的な大量架電です。とにかく無視してコールバックしなければ良いのです。
本当にお金を借りたいなら、大手のアコムやモビットなどより中小サラ金へ
これだけ大規模で反社会的なワン切りを仕掛けてくる業者を信頼しろというほうが無理な話です。深夜の2時や3時に平気でワン切りできる業者など、まともではありません。
本当にお金がご入り用であるなら、金融庁に正規登録されてある本物の貸金業者を頼るようにしてください。といって、業界大手のアコム・モビット・アイフル・プロミス・レイクなどは自動審査ですので、ブラックな多重債務者の方が審査に通るのは難しいかもしれません。
しかし、対面審査の街金ならまだ話を聞いてくれる可能性が高いでしょう。自動審査をしていない中小・零細の街金融を選んだほうが、まだまだ融資を受けられる可能性があります。たとえば、消費者金融のエイワは話をしっかり聞いてくれる会社としてとても有名ですし、店長からヤクザコスプレで説教されることに抵抗がなければ、融資を頼れる非常に有力な選択肢と言えます。
銀行のカードローンは総量規制の対象外で借りやすい
あるいは、銀行のカードローンであれば、他社からどれだけ借入があっても問題ありません。総量規制の対象外ですから。そもそも、『三菱UFJ銀行バンクイックは審査が甘い』の記事でも説明しましたように、銀行のカードローンは審査が甘くなりがちです。
『みずほ銀行のカードローン』にいたっては、総量規制の対象外とはいえ、金融庁が銀行カードローンの貸しすぎを問題視した後でも平然と総量規制を越えて貸しまくっています。さらにその上を行くように、無職の人間に対して収入証明書の確認すらせず審査を通していきなり500万円も融資したネット専業銀行までいます。
銀行カードローンも狙い目と言えます。楽天銀行カードローンはかつての楽天クレジット「マイワン」時代から審査が甘くて有名でしたし、セブン銀行カードローンも在籍確認がなく評判が良いです。今だとイオン銀行カードローンが集客に力を入れまくっているので借りやすいことでしょう。
もしも0368515714でまんまと会員登録してしまった場合
以上の通り、興味本位で0368515714へかけ直したくらいなら、心配無用です。しかし、お金に困っているとして2番を選択し、オペレーターに個人情報を根掘り葉掘り聞かれた方は、注意が必要です。
お金をに切羽詰まっているとの意思表示は詐欺業者サイドに間違いなく伝わっています。たとえまだ連絡はやってきていなくとも、それは時間の問題でしょう。また、もしもうこのお金情報センターの被害に遭っているのであれば、すぐにこのヤミ金グループに強い専門家に無料相談してください。このまま放っておくのは非常に危険です。
このような異常な詐欺業者への対応を得意とする司法書士や弁護士は日本中でいくつか名乗りをあげていますが、私の知る限り、現時点でこのワン切りお金情報センターに強い専門家は
ウイズユー司法書士事務所となります。違法金融や各種金融詐欺問題でNHKにも登場している本当の専門家です。すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この法律事務所は名ばかりの違法業者対応ではなく、実際に毎月大量の違法金融事案をこなしているまさに闇金対応のエキスパートでもあります。
私の大学時代の同級生や先輩後輩諸氏には幸い、弁護士や司法書士として活躍している人間が何人もいます。しかしながら、その誰もが皆、お金情報センターのような犯罪組織への対応を得意としているわけではありません。むしろ、まともにコミュニケーションが取れない輩を疎んじている方も少なからずいます。専門家としてそれぞれに得意分野がありますので、たとえ花形の企業内弁護士といえども、あらゆる社会問題に積極的に取り組んでいるわけではありません。
活きの良いサンマやタイが並んでいる魚屋さんに足を運んで、「美味しいレタスない?」などと野菜を欲しがっても無理なように、離婚や交通事故専門の法律家に、違法金融や特殊詐欺問題を依頼してもまず意味がありません。やはり餅は餅屋、ヤミ金対応はヤミ金対応の専門家に依頼するに限ります。
この事務所はヤミ金やソフト闇金、そして各種悪徳詐欺業者への対応にとても定評があり、しかも、
女性専用の無料相談窓口まで設置してくれています。当然、女性の方々からの支持もとても厚い事務所となっています。
万が一すでにお金情報センターとトラブルになっている場合には、できるだけ早めのご相談をお薦めいたします。
この記事へのコメントはありません。