もう二年前のことですが、JCB・ザ・クラスのデスクでカシオペア号のチケットを手配してもらいました。
寝台特急としてのカシオペアはもう2015年で終了しているようなので、クレジットカードの使い方としてはもう過去の話ですが、何かの参考になればと思います!
なぜJCB経由か?
私が当時保有していたクレジットカードは
・三井住友VISAプラチナカード
・アメックスビジネスプラチナカード
・JCB・ザ・クラス
・シティVISAプラチナカード
・ダイナースクラブカード
の5枚だったのですが、普段からよく使っていて且つ最も長く使っているカードがJCBだったので、何となくなじみ深く安心に思えたJCBを頼った次第です。
無事に手配完了
カシオペアの切符はなかなか買えないと言われていたので、ほとんど駄目元で高望みもせず、デスク(0120-022-733)に電話をしてお願いしました。
すると、たしか次の日だったと記憶していますが、「チケット手配いたしました」と頼もしいご連絡が!
「凄いなこのデスクは…さすがコール音ゼロで繋がるだけのことはある」などと訳のわからない納得感に浸ります。
しかし!
尽きない欲望
JCBのデスクにお願いした際、「食堂車、つまり食事予約券の手配だけはできないのでご了承を」とのことで、食堂車だけは別枠のようでした。
その時はもちろん高望みはしていなかったのですが、入手困難なカシオペア号のチケットが(自分の力でもないのに)こうもあっさり入手できてしまうと、少し上を目指してしまいます。
私が乗るのではなく旅行のプレゼントなので、良いチケットであればあるほど良いのです。
そうです、食堂車のほうと一緒のチケットをさらに入手できないかと考え始めました。
もちろん、もし入手できればJCBにお願いしたチケットはキャンセルとなりますので、別途の入手を試みる前にデスクに電話をしておきました。
何も言わずに仮押さえ扱いしてキャンセルしてしまうのは仁義にもとるというやつです。
渋谷駅に朝駆け決行
自力入手の場合には直接みどりの窓口へ行く必要があるとのことで、JR渋谷駅か武蔵溝ノ口駅かで迷った結果、渋谷駅にしました。
あらかじめ電話でJRに確認したところ、早く来れば来るほど入手確率が上がると言われていたので、当然一番乗りを目指します。
渋谷駅のみどりの窓口が午前5時30分から開くのに対し、溝の口は朝7時からと非常に遅く、ここは競争率が高くなるだけです。
渋谷駅であれば早朝という時間帯である程度ライバルを振り落とせるのではないかと考えました。
渋谷駅には
午前4時50分くらいに着いたのですが、南口のみどりの窓口へ向かうとなんと、
もう2人ほど先客がいます、早すぎる!
思わぬ洗礼を浴びました。
渋谷駅でこれだけ出遅れているようでは、日本全国の窓口にいるであろうライバルたちに勝てそうもありません。
ただ、先頭の方が携帯電話で長く会話をしており、その漏れ伝わる会話から察するに、先頭の方はカシオペア狙いではなさそうでした。
渋谷駅のみどりの窓口は同時に3つの窓口で対応を開始すると聞いていたので、カシオペア以外の人が一枠を埋めてくれるとわかってちょっと安心します。
そして、窓口オープンと同時に、
「客室はスイートかデラックス。食事予約券も2名分。食事の時間や内容を選べる余地があるなら18:30からの懐石で。客室と食事予約の両方を取得できた場合のみご連絡をお願いいたします」
と補足書きした申込み用紙を手渡し、口頭でもまったく同じ要望を伝え、渋谷駅を後にしました。
ビギナーズラック
それから数時間後、みどりの窓口の方から電話をいただき、両方を取れましたとうかがい驚きました。窓口の方も取れたことにやや驚いていました。
窓口の方の口ぶりからは、「取れた」というより「獲れた」というくらい、他の窓口との競争意識が垣間見えました。
同時に、ことごとく他人様のおかげなのに、私はビギナーズラックを使い果たした感覚にみまわれます。
そして、JCBのデスクに電話をし、入手いただいていたスイートデラックスの取消を完了しました。
このあたりの記憶がおぼろげなのですが、それでもJCBからチケットは届けられるとのことで、受け取ってから近くの窓口で払い戻しキャンセルをお願いしますとかだったと思います。
両方のチケット
10日ほどして
JCBから
チケットが届きました。
せっかくなので、渋谷駅のビギナーズラックチケットと
ツーショット撮影です。
渋谷駅のほうは右上に「2回目予約」とありますが、これはJCBのほうが1回目でこれが2回目というカウントだったのでしょうか。
さいごに
渋谷駅の窓口の方はもちろんのこと、今回、あらためてJCBデスクの頼もしさを実感することになりました。
JCB公式ホームページ上に
ザ・クラス・コンシェルジュデスク
「もうひとりの秘書がいる」という感覚で、手配・予約代行をお任せください。
旅の手配・予約、ゴルフ場のご案内、その他さまざまなご相談を、専任スタッフが24時間365日、可能な限り承ります。
とありますが、コンシェルジュと名乗るだけのことはあります、本当に。
JCBで手配いただいた切符は溝の口駅で払い戻しをし、日の目を見ることはありませんでした。
それでも、このカードを持ってて良かったなあと今でも当時を思い返します。
コンシェルジュが力になってくれる場面は結構あるはずなので、ザ・クラスを持っていてコンシェルジュを利用したことがない方は是非、利用してみてください!
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