夏お土産にはかりんとう!
冬のお土産にはチョコレートが使えるということを書きましたが、では夏のお土産には何が有用かとなりますと、私はかりんとうだと考えています。「手渡すまでの暑さに伴う事故リスクが低い」という一点は非常に重要です。
また、夏場だとバターたっぷりのクッキーはちょっと憚られますが、かりんとう何となく油っぽい外観ながらも、胃にもたれる感じもありません。
かりんとうの有名どころ
かりんとうの有名どころは限られてきます。
・日本橋錦豊琳
・たちばな
・小桜
・ゆしま花月
・麻布かりんと
・浅草むぎとろ
・銀座和光
・ふくるん亭
などは早い段階で使ってしまいました。
もちろん、一回使ったからもう使えないということはありません。日本橋錦豊琳のようにシーズンごとに種類の入れ替わりがあると何度も使ってしまいますが、それでも時には別ベクトルからのかりんとうも欲しくなるものです。
そう考えていた折に江ノ島へ遊びに行くことになり、舌鼓を打てそうなところはとびっちょ以外に何かなかろうかと下調べをしていたら、
鎌倉に
和漢かりんとうなるものを発見しました!
漢方ショップ
和漢かりんとうを扱う晴々堂の公式ホームページによると、
「かまくら 晴々堂(はればれどう)」のすべての源は、日本において古来から培われてきた、漢方の思想や叡智です。
和漢の植物が持つ、人を癒す力や元気になる効果を取り入れることで、心も身体も美しく晴れやかで、バランスのとれた健やかな状態へ。
そのために「かまくら 晴々堂」は、これまでにない漢方の新しい楽しみ方をご提供いたします。
今も残る豊かな自然と、禅を背景とした精神風土や文化芸術に囲まれ、訪れた人までも晴れやかな気持ちにさせてくれるこの鎌倉の地で、皆さまに末永く愛していただけるよう、今後も努力してまいります。
とのことです。
かりんとうの説明などありません。
つまり、「我らお菓子屋にあらず、漢方ショップなり!」ということです。
確かに、店内に足を踏み入れると、
和漢の
お茶が
主力商品であるかのように、
漢方ご用達の
ハスの
葉っぱや、同じく漢方ご用達の
フェンネルの
葉っぱなど、ところ狭しと
並んでいます。
漢方が提案するかりんとう
そんな漢方ショップが提案するかりんとうですから、
かりんとうなのに
効能が
期待されています。
「和漢のかりんとう」について
店内に説明書きもありましたが、これを私なりに要約しますとつまり、
「和漢かりんとうは『がっつりカロリー溢れる肉厚な黒糖かりんとうこそが正統派かりんとう!』と信じて疑わぬ典型的な肉食系かりんとう好きへのアンサーソングならぬアンサーかりんとう」ということです。
かりんとうで
完熟メロン味や
甘酒味ってここだけではないでしょうか。
そして、化粧箱は
五個詰めよりも、
三個詰めのほうが
和漢らしさ、漢方らしさに溢れていました。
東京にある他のかりんとうとの差別化重視なら、三個詰めのほうがぐっと魅力が増すかもしれません。
また、オンライン通販では8種類や6種類のセットがありますが、店頭でお話をうかがう限りでは、基本的に揃っているのは5種類で、オンラインの6種や8種では同じ味が重複する場合があるとのことです。
「自分の好きな味を3種類選び、趣溢れる三個詰めの箱に」というのはおさえておきたい選択肢です。
だけど!
ということで、私は
五個詰めを5つと三個詰め3つその他を購入したのですが、
「かりんとう5袋お買い上げのお客様にお好みのかりんとう1袋」とあるのに、私は1袋もいただけませんでした。帰ってから気づきました。大事なことなので二度言いますと、私は1袋もいただいてません。
30袋以上も買ったので「こやつ買いすぎだわ」とか思われたのかもしれません。
何となくもやっとした部分も残りましたが、お土産のかりんとうラインナップにこの和漢かりんとうを加えると、
・日本橋錦豊琳
・たちばな
・小桜
・ゆしま花月
・麻布かりんと
・浅草むぎとろ
・銀座和光
・ふくるん亭
・和漢かりんとう
という具合に、かりんとうベストナインに思えてきます。
さてこのベストナイン、かりんとうフリークの方々から見ていかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。